大役をやりとげた齋藤潤が涙 綾野剛がしっかりとハグ 「カラオケ行こ!」クランクアップ写真

累計60万部突破の和山やまによる同名コミックの映画化作「カラオケ行こ!」(公開中)から、クランクアップ時の様子を捉えたメイキング写真が公開された。

メイキング写真は、成田狂児を演じた綾野剛と、岡聡実を演じた齋藤潤のクランクアップ時の様子をとらえたもの。演技経験が豊富ではないにもかかわらず、オーディションで大役をつかみ、今回の役に挑戦した齋藤。「綾野さんは撮影中に僕のことをひとりの俳優として見て、信頼してくださっていたので、その期待に答えたいなという思いで撮影現場に通っていました」と齋藤が完成披露試写会で語っている通り、綾野との絆を頼りに撮影に挑んだ齋藤だったが、クランクアップ時には涙がこらえきれず、そんな齋藤を綾野がしっかりとハグで受け止めている。

綾野も「齋藤くんの言葉を聞いていたら、思わずもらい泣きしてしまいました。(齋藤くんは)ずっとまぶししかったですね。もう巻き戻す事ができない彼の大切な青春の一編が、映画『カラオケ行こ!』の現場を強く豊かに支えていましたし、なにより聡実というきらめきが、狂児を照らしてくれた事で、狂児は存在しました。心から感謝です」と明かしており、綾野をはじめとしたスタッフ一同が齋藤潤を支えるべく温かい空気に包まれた現場だったことが、メイキング写真に現れている。

「カラオケ行こ!」は、合唱部部長とヤクザの物語。合唱部部長の中学生・岡聡実(おかさとみ)は、ヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)からカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、嫌々ながらも狂児に歌唱指導をするのだが、いつしかふたりの間には奇妙な友情が芽生えていく。監督は、「リンダ リンダ リンダ」などの山下敦弘。ドラマ「アンナチュラル」などの野木亜紀子が脚本を務めている。狂児を綾野剛が、聡実をオーディションで選ばれた齋藤潤が演じる。

【作品情報】
カラオケ行こ!
2024年1月12日(金)より全国公開中
配給:KADOKAWA
©2024「カラオケ行こ!」製作委員会

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