能登半島地震の被災地ではいまも多くの人が避難生活を余儀なくされています。
こうした中、千葉県八千代市では女性の視点を生かして防災について考える催しが開かれました。
この催しは避難所や防災について関心を高めてもらい、避難所の運営などに女性の視点や意見を取り入れようと八千代市が企画しました。
防災士で講師役の金藤純子さんは、6年前の西日本豪雨で被災した際に高齢者やペットを連れて避難した体験を話しました。
参加者らはその後、スマートフォンやハザードマップを使って家族の医療や避難所のトイレなど様ざまな課題について話し合いました。
能登半島地震で避難生活をしている人は1万4000人を超えていて、このうち、9000人ほどが今も体育館などの1次避難所に身を寄せています。
八千代市では今後も関係部局と連携して防災分野への女性の参画促進に向け取り組みを続けることにしています。