南野の同僚FWボアドゥが蘭3位のトゥベンテへレンタル移籍

母国復帰となったボアドゥ[写真:Getty Images]

トゥベンテは1日、モナコから元オランダ代表FWマイロン・ボアドゥ(23)を今季終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

2年半ぶりの母国復帰となったボアドゥは公式サイトで以下のように喜びを語った。

「オランダに戻ってくるのをとても楽しみにしていたんだ。トゥベンテのような素晴らしいビッグクラブでチャンスを得られて嬉しいよ。トゥベンテはチーム内に素晴らしい選手が揃っているし、これから素晴らしい試合が待っていることを期待している。」

「欧州カップ戦の出場権を必ずモノにしたい。トゥベンテには、すでに知っている選手もたくさんいるし、彼らと一緒に仕事ができることをとても楽しみにしている」

AZの下部組織出身のボアドゥは10代前半から神童として国内外のビッグクラブのスカウトの注目を集めた逸材アタッカー。

2018-19シーズンのエールディビジ開幕節のNACブレダ戦でクラブ史上最年少ゴール記録(17歳と210日)を樹立しブレイクの兆しを見せると、翌シーズンに完全覚醒。公式戦38試合で20ゴール13アシストを記録し、AZ大躍進の立役者になった。

ここでの活躍が認められ、2021年の夏にモナコへ完全移籍。加入初年度から準主力として活躍したが、近年は度重なるケガで出場機会が激減。今季もここまで公式戦10試合で98分の出場にとどまっていた。

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