中国広西チワン族自治区で新種のカエル発見

中国広西チワン族自治区で新種のカエル発見

 【新華社南寧2月2日】中国広西チワン族自治区の大明山国家級自然保護区でこのほど、ニオイガエル属に分類される新種のカエル「大明山竹葉蛙」(学名Odorrana damingshanensis)が発見された。研究成果は国際動物分類学誌「ZooKeys」に掲載されている。

 同種は自然保護区の標高千メートル以上に位置する森林で、穏やかに流れる渓流やその周辺など湿潤な環境に生息。体長は雄が約5.2~5.5センチ、雌が7.5~8.1センチ。これまでの研究で、毎年4~5月に繁殖し、水中の石の下に卵を産み付けることが分かった。現在のところ、分布域は大明山に限られている。(記者/梁舜)

 

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