利下げは時期尚早、物価見通しまだ不明確─独連銀総裁=報道

[ベルリン 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は、利下げは時期尚早だと述べた。

2日付のFAS紙とのインタビューで「私の見解では、物価見通しはまだ十分に明確ではない。したがって、今金利を引き下げるのは時期尚早だ」と指摘。

また、ユーロ圏では「ソフトランディング(軟着陸)」が可能なもようとし、これは「経済に大きな圧力をかけずにインフレ率が低下する」ことを意味するとした。

© ロイター