アジアカップ2023準々決勝、オーストラリア代表vs韓国代表が2日に行われ、1-2で120分
ラウンド16でインドネシア代表に4-0と快勝したオーストラリアと、サウジアラビア代表との優勝候補対決をPK戦に持ち込んで劇的勝利とした韓国の一戦。
オーストラリアはデュークやGKライアン、サウターらが先発。対する韓国はソン・フンミンやイ・ガンイン、ファン・ヒチャンらが先発となった。
[4-2-3-1]でスタートした韓国は最前線にチョ・ギュソン、2列目に右からイ・ガンイン、ソン・フンミン、ファン・ヒチャンと並べた。
その韓国が押し込む流れで推移した中19分、グッドウィンにGK強襲のシュートを打たれて牽制される。前半半ば以降も同様の展開で進むと、31分にファン・ヒチャンがネットを揺らしたが、ラストパスを出したソル・ヨンウがわずかにオフサイドでゴールならず。
すると42分に失点。自陣ボックス付近でパスカットされた流れからグッドウィンにボレーを叩き込まれた。
1点ビハインドで迎えた後半も韓国が押し込む展開とした中、54分の大ピンチではボイルのゴール至近距離からのヘディングシュートをGKチョ・ヒョスがファインセーブで阻止。
凌いだ韓国が引き続きハーフコートゲームとしていたが、83分にオーストラリアに追加点のビッグチャンス。しかしデュークのダイビングヘッドは枠を捉えきれず、勝負を決めきれない。
すると追加タイム4分、韓国がPKを獲得。ボックス左で仕掛けたソン・フンミンがミラーに倒された。これをファン・ヒチャンが決め、韓国が2戦連続土壇場で追いつくことに成功した。
迎えた延長戦も韓国が攻勢に出ると、14分に逆転。ボックス左角付近で得たFKをソン・フンミンが直接沈めて見せた。そして延長前半終了間際、オニールがVARの末に一発退場となったオーストラリアに対し、3点目こそ奪えなかったものの韓国が2-1で勝利。
大黒柱ソン・フンミンのPK獲得、決勝弾の活躍で韓国がヨルダン代表の待つベスト4に勝ち上がった。
