『離婚しない男』第3話に安斉かれん出演へ 篠田麻里子とアイドルデュオを組む問題児役に

伊藤淳史主演の土曜ナイトドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)の第3話に安斉かれんが出演することが決定した。

漫画家・大竹玲二による原作漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する本作。妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、父親が親権を獲得するという困難な壁に立ち向かう男の姿を描く“リコン・ブラックコメディ”だ。脚本は、2024年3月31日をもって放送作家業と脚本業から引退することを発表した鈴木おさむが手がける。

大手新聞社の社会部エース記者・渉は、妻・綾香(篠田麻里子)の不倫を目撃し離婚を決意。部署を異動し在宅ワークに切り替えるなど、娘の親権を獲得するべく着々と準備を進めるが、相談した敏腕弁護士・財田トキ子(水野美紀)から「父親の親権の獲得率はわずか1割」と突き放される。しかも、妻の不倫相手・マサト(小池徹平)には秘められた過去があった。渉は相棒となった探偵の三砂裕(佐藤大樹)とともに、妻の不倫の証拠集めに勤しみ、勝率1割の困難な戦いに挑む。

2月3日放送の第3話では、綾香がかつてアイドルデュオ「KOIRAM」として活動していた過去が明かされる。綾香が所属していた「KOIRAM」は、ある出来事がきっかけで活動自粛に。その事実は、心寧をタレントとして花咲かせたい、現在の綾香の熱烈なステージママぶりにも関係していた。

一方、佐藤演じる探偵・裕に、綾香との馴れ初めを聞かれた渉も、綾香との出会いを回顧。初々しい渉と綾香との初デートやプロポーズ、結婚後に心寧を授かった幸せいっぱいの場面などが描かれる。そして、本作のメインビジュアルでも使用された、自宅ソファの上で情事を始める綾香とマサトを、ソファの下に隠れた渉が撮影する場面が登場する。

鈴木が脚本を手がけた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)でヒロイン・アユを演じた安斉。本作では、綾香が活動していたアイドルデュオ「KOIRAM」のメンバー・コイ役に扮する。綾香へのライバル心や嫉妬心をむき出しにし、「KOIRAM」の活動自粛のきっかけを作る張本人・コイ。今作へのオファーがあった際の心境を安斉は「私が演じるコイのキャラクターは、原作には登場しないので、ドラマの中でどう溶け込んでくるんだろう?と始まる前からワクワクでした!」と語った。

脚本について「まさに、“鈴木おさむさんワールド全開”という感じでノリノリでした(笑)」との印象を持ったことを明かし、コイ役に臨むにあたり、「少し意地悪なキャラクターを演じるのは初めてだったので、表情の作り方などをいつもより意識しました」と告白。また、初共演となる篠田について「カメラが回っていない時も優しく接してくれて、久しぶりのお芝居でしたが、リラックスして撮影できました」とコメント。

最後には、「すごくインパクトのある作品だと思うので、私自身も観るのが楽しみ!」と、本作のファンになったことを明かした。

■安斉かれん(コイ役)コメント

今回、コイ役で出演させていただくことになりましたが、私が演じるコイのキャラクターは、原作には登場しないので、ドラマの中でどう溶け込んでくるんだろう? と始まる前からワクワクでした! 脚本を読ませていただい時の印象は、まさに《鈴木おさむさんワールド全開》という感じでノリノリでした(笑)。私自身、少し意地悪なキャラクターを演じるのは初めてだったので、表情の作り方などをいつもより意識しました。ご一緒させていただいた篠田麻里子さんは、カメラが回っていない時も優しく接してくれて、久しぶりのお芝居でしたが、リラックスして撮影できました。とても、ありがたかったです! すごくインパクトのある作品だと思うので、私自身も観るのが楽しみです! ぜひご覧ください!!

(文=リアルサウンド編集部)

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