豊田自動織機の第3四半期決算は増収増益 通期の業績予想は不正の影響を「精査中」として据え置き

豊田自動織機が通期の業績予想を発表し、自動車用ディーゼルエンジンの不正の影響は盛り込まず、営業利益は2000億円に据え置きました。

豊田自動織機は2日、2024年3月期・第3四半期の決算を発表。
産業用車両部品、自動車用部品ともに売り上げを伸ばし、前年の同じ時期と比べ、増収増益となりました。売上高が2兆8200億円余り、本業の儲けを示す営業利益が2000億円余りでした。

また、通期の業績予想については、自動車用ディーゼルエンジンの認証を巡る不正の影響を「精査中」として盛り込まず、売上高3.6兆円、営業利益2000億円の予想を据え置きとしました。

トヨタグループ7社のうち6社が増収増益、デンソーは電子部品などの高騰を受け、減益となっています。

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