環境大臣賞もらいました 住民と続ける清掃活動、小学生たちが参観日で喜びの報告

自分たちが作ったかるたの札を読む児童(左)=舞鶴市北吸、舞鶴赤れんがパーク5号棟

 京都府舞鶴市の大浦小学校の児童らが地域の魅力などを発信する「大浦未来学 みんなの参観日」が27日、同市北吸の舞鶴赤れんがパーク5号棟であった。「環境美化優良校表彰」環境大臣賞の受賞報告もあり、全児童49人が保護者や市民約150人と受賞を喜び合った。

 参観日の催しは昨年に続き2回目。今回は5、6年生が地域の将来を考えようと取り組んだ「みんな!大浦このままでいいん会」について披露した。

 特産のみかんや住民と続ける清掃活動「クリーン作戦」を札に描いたかるた、海岸に漂着したマイクロプラスチックを使ったバッジ作りなどのブースが並び、参加者は楽しみながら子どもたちの学びに触れた。

 環境大臣賞の東京での授賞式に出席した6年の児童(12)は「やってきたことを評価してもらえてうれしい。これからも大浦や環境のことを考えていきたい」と話した。

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