建物「危険」判定7割超

 能登半島地震で被害が甚大だった石川県珠洲市で、倒壊を免れた建物を対象とした応急危険度判定の結果、地盤が軟弱とされる正院地区など3地区で7割超の建物が「危険」と判定されたことが3日、市などへの取材で分かった。全壊して対象にならなかった住宅も他に相当数あるとみられ、避難解消への道の険しさが浮き彫りになった。

© 一般社団法人共同通信社