【オレンジバーグ共同】11月の米大統領選の民主党候補指名争いで初戦となる南部サウスカロライナ州予備選が3日に投開票されるのを前に、民主党のハリス副大統領は2日、同州オレンジバーグの大学で演説した。共和党のトランプ前大統領について「国民ではなく自分のために闘っている」と批判し、バイデン大統領に投票するよう最後の訴えを尽くした。
再選を目指すバイデン氏のほかに有力候補はおらず、指名は確実な情勢。トランプ氏との再対決の可能性が高まる中、支持基盤である黒人が多いサウスカロライナで圧勝して本選へ勢いをつける狙い。