米国務長官、再び中東歴訪へ 4~8日、ガザ休戦協議

1月、米ワシントンで記者会見するブリンケン国務長官(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国務省は2日、ブリンケン長官が4~8日の日程で、イスラエルやアラブ諸国を訪問すると発表した。パレスチナ自治区ガザの戦闘休止やイスラム組織ハマスが拘束する人質の解放へ向けて、各国高官らと協議する。

 ヨルダンの米軍施設への無人機攻撃や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での商船攻撃への対応についても話し合う。

 ブリンケン氏はサウジアラビア、エジプト、カタール、イスラエル、ヨルダン川西岸を訪れる。昨年10月のイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始以降、中東歴訪は5回目となる。

 ブリンケン氏は2日、訪問に先立ち、サウジのファイサル外相と電話会談した。

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