宇都宮市の認定制度「リーディング企業」の経営者らがトークセッション

 宇都宮市の認定制度「リーディング企業」の経営者が、自社の戦略や地域経済の展望を語り合うトークセッションが2日、宇都宮市で開かれました。

 宇都宮市は市内に本社を置き、県内外に製品を販売、得た資金を県内に配分して地域経済に貢献する企業を「リーディング企業」に認定しています。2日のトークセッションは、企業や人との交流を促進し、新事業創出やビジネスマッチングの機会創出を図る目的で開かれた「OpenSessionUTSUNOMIYA」のセッションの一つとして行われました。

 "地域中核企業と考える「宇都宮企業の戦略と地域経済の展望」"をテーマに、金属屋根を手がける「カナメ」の吉原正博社長と、麺類を中心に製造・販売を手掛けるオニックスジャパンの大西盛明社長と大西信幸常務が、県外などへの進出戦略や成功事例を語り合いました。

 吉原社長は「屋根にこだわって、力をそそぎ他社にない製品が強味」と話しました。

 大西社長は「地元のニーズに合った製品を作っている」と胸を張りました。

 最後に、司会を務めた金子浩明グロービス経営大学院教授が「カナメの強みは屋根に集中していること、オニックスジャパンの強みはおいしさにこだわったこと」とまとめました。

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