名プロデューサーの20歳年下妻が2人の幼子残し高層階から転落死 2週間前には夫婦でパーティー参加

今年のアカデミー賞候補の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などで知られる映画プロデューサーのブラッドリー・トーマス(58)の妻イザベル・トーマスさん(39)が死亡した。転落したとみられている。警察は、先月31日にロサンゼルスにあるホテルのプール付近でイザベルさんが死亡していると通報を受けたことを明らかにしており、地元検視局はイザベルさんが自ら命を絶ったものとみている。

警察関係者が翌日の1日にTMZに、イザベルさんが「ウエストロサンゼルスのホテル・アンジェリーノの(高層階の)バルコニーから飛び降り、ファーストレスポンダーが現場に到着した際に死亡が確認された」と話したことでイザベルさんの死が明らかになった。2018年に結婚した夫妻には、幼い2人の子供がおり、現場には遺書などは残されていなかったという。

夫妻は、先月14日にビバリーヒルズで開催された2024年英国アカデミー賞ティーパーティーに出席した際、揃って写真を撮られていたばかりだった。

ブラッドリーが製作で参加したマーティン・スコセッシ監督によるレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロ出演の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、今年のアカデミー賞で作品賞を含む10部門でノミネートされる成功を収めている。このほか、『メリーに首ったけ』や『愛しのローズマリー』『ゲティ家の身代金』『運び屋』などを手掛けてきたブラッドリーが製作総指揮を担った『ザ・スクエア 思いやりの領域』は、2017年のカンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを受賞している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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