水上恒司・伊原六花らブギウギ出演者、大阪成田山で豪快豆まき

「成田山不動尊」(大阪府寝屋川市)で2月3日、恒例の『節分祭』が開催。連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)でヒロイン・スズ子の最愛の人・村山愛助を演じた水上恒司、スズ子の後輩・秋山美月役の伊原六花が登場。約2万人(朝10時時点)の参拝客に福を分けた。

『節分祭』に参加した水上恒司(左)、伊原六花(2月3日・成田山不動尊)

2023年は新型コロナの影響で3年ぶりの実施となったが、毎年恒例となっている連続テレビ小説の出演者らによる屋外特設舞台での豆まき。2人の姿をひと目見ようと早朝からスタンバイしていた人も多く、一番早い人は前日の夜9時に訪れたという。

境内には鬼がいないとされるため「福は内」のみの掛け声のなか、2人は豪快に豆まき。「愛助さ〜ん!」「秋山ちゃん!」と役名で呼ばれ、2人は笑顔で応えながら福を撒いた。

ふりかぶって豆を投げる水上恒司(2月3日・成田山不動尊)

小学2年生の頃に野球をはじめたという水上は、肩を回しながら、遠くにいる参拝者に投げる気満々の様子で入場。報道陣のいる撮影場所まで届くほどの豪速球(豆)を披露し、参拝者を驚かせた(例年届くことはほとんどない)。

最後には肩を痛めたような素振りを見せるなど、全力で投げ続けた水上。水上演じる愛助は2月1日放送回で亡くなったため、参拝者からは「愛助さん元気すぎて混乱する(笑)」「中の人めっちゃ楽しそうで泣ける」などの声があがっていた。

近くの参拝者に豆を投げる伊原六花(2月3日・成田山不動尊)

朝10時半からおこなわれた豆まきには彼らのほか、桂福團治、桂文福、宮川大助・花子らも参加。この後、1時からは桂春團治、桂米團治、3時からは羽田たか志が参加する。

例年、成田山不動尊での節分祭では交通安全や開運厄よけを祈願しているが、今年は「能登半島地震 被災地復興」「大阪・関西万博成功」も合わせて祈願された。

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