節分の3日、岡山市北区高松稲荷の最上稲荷で恒例の「節分豆まき式」が開かれた。津山市出身のお笑いコンビ「ウエストランド」、岡山市出身の俳優桜井日奈子さんらが豆をまき、開運や無病息災を願う大勢の家族連れらでにぎわった。
本殿前の桟敷（高さ約3メートル）にウエストランドの井口浩之さん、河本太さん、桜井さん、倉敷市出身の歌手YOKOさんが登場。同稲荷では悪い鬼も迎え入れて改心させるとして「福は内」のみを繰り返すのが慣例で、井口さんらは福男・福女約750人とともに、境内に集まった約3万人（主催者発表）目がけて約10万袋の豆を勢いよくまいた。
豆の袋には沖縄へのペア旅行券や家電製品が当たるくじが付いており、来場者が手を伸ばして「福」を求めていた。
母親らと一緒に初めて訪れた倉敷市立葦高小5年の男子児童（11）は「豆の袋が目の前に飛んできてうまくキャッチできた。今年は英語の勉強を頑張る年にしたい」と話した。
