パソコンに「エラー」の文字、動かない…表示された「サポートセンター」は詐欺を疑って 新潟市東区の70代男性が20万円の被害

 パソコンの修理代名目で電子マネー20万円分をだまし取られたとして、新潟市東区の70代男性が2月2日までに、新潟東署に被害を届け出た。新潟東署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 新潟東署によると、1月25日に男性が自宅でパソコンを操作していると、「エラー」と表示され画面が動かなくなった。31日に再びパソコンを確認しても作動しなかったため、表示された電話番号にかけると、サポートセンターを名乗る片言の日本語を話す女性から電子マネーの購入を要求された。男性はコンビニエンスストアで2回にわたり20万円分を購入し、カード番号を伝えた。

 その後、相手からの連絡がないことから被害に気付いた。

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