「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」初日舞台挨拶のレポートが公開!

ワールドツアー上映の公開を記念して、2月2日・本日2月3日の2日間にわたって公開記念舞台挨拶が実施。公開初日となるこの日の舞台挨拶には、主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門襧豆子役の鬼頭明里さん、我妻善逸役の下野紘さん、嘴平伊之助役の松岡禎丞さん、不死川玄弥役の岡本信彦さんが登壇した。

以下、発表情報をそのまま掲載しています

■「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」初日舞台挨拶 概要

日時:2月2日(金)
場所:TOHOシネマズ日比谷@スクリーン12(東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下)
登壇ゲスト:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、岡本信彦(敬称略)
タイトル:「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」

■2月2日(金)「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」初日舞台挨拶 レポート

ワールドツアー上映の公開を記念して、2月2日(金)と2月3日(土)の2日間にわたって公開記念舞台挨拶を実施し、公開初日となるこの日の舞台挨拶には、主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹、竈門襧豆子役の鬼頭明里、我妻善逸役の下野紘、嘴平伊之助役の松岡禎丞、不死川玄弥役の岡本信彦が登壇!個性豊かな鬼殺隊メンバー演じるお馴染み豪華声優キャスト陣が大勢のファンの前に登壇した。

直前に上映を終えたばかりの熱気冷めやらぬ会場に登場した豪華キャスト陣。この日は全国の劇場でライブビューイング中継も行われており、花江は会場に詰め掛けたファンと、さらに全国で楽しんでいる観客に向け「(映画を観ていただいて)いかがでしたか?」と声をかけると会場から割れんばかりの大きな拍手が。それを受けて花江も「皆様と一緒にこの日を迎えられて本当に「よかったねぇ」という気持ちです」と、早速「刀鍛冶の里編」第十一話の印象的な禰豆子のセリフで喜びを表現し、興奮も漂いつつ温かな雰囲気の中でのイベントスタートとなった。

2023年4月より放送・配信された「テレビアニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編」第十一話、刀鍛冶の里を襲った上弦の肆・半天狗と炭治郎や玄弥ら鬼殺隊の激闘を描き、かつてない窮地に立たされながらも凄まじい成長を遂げた炭治郎の戦いとその結末が大きな感動を呼んだ。今回そんな第十一話が初めて大きなスクリーンで上映されるということで、花江は「本当に劇場でやってくれてありがとうございます!という気持ちです」と感謝を述べ、「どの話も劇場で観たいですけど、その中でも特にこの十一話をスクリーンで観たいと思っていたので嬉しいです」と、大迫力の映像とキャラクターの息遣いまで聞こえてくるような音響など、劇場だからこその魅力を熱く語り、思い入れの強さがうかがえる。

本話で描かれる戦いの結末として特に視聴者へ大きな感動を与えたのが、鬼頭演じる禰豆子が太陽を克服する場面。人知を超えた力をもつ鬼たちの唯一の「弱点」である太陽の光を鬼となった禰豆子が克服する、物語全体にとっても重要なシーンが上映されることに触れ、鬼頭は「皆さんに届けられて、本当に『よかったねぇ』という気持ちです」と、まさに禰豆子がそこにいるかのようなセリフを披露する一方で、「先に言わないで下さいよ!」と、はじめの挨拶で自身のセリフを言っていた花江にクレーム。するとすかさず下野が「そうだよ!」と花江にツッコミを入れるという、まさに劇中の炭治郎、禰豆子、善逸を見ているような仲睦まじいやり取りに会場からも、どっと笑いが沸き起こった。

そんな大切なシーンを振り返り、花江も「どうやって禰豆子を演じてくれるんだろうというワクワクと感動がすごくあって、楽しかった」としみじみ思いだすと、松岡も「あそこ本当に泣くんだよね~」と、涙なしでは見られない名シーンの話に大きく頷いていていた。

そして、「鬼滅の刃」の舞台隊挨拶には初めての登壇となる不死川玄弥役の岡本。「俺の名前は不死川玄弥」とどこかぎこちない挨拶からスタートした岡本だが、「マチアソビのイベントには参加させていただいたことがあったけど、その時から「鬼滅の刃」のファンの方は本当にエネルギッシュだなと感じています」と待望のファンの前に立てた喜びを笑顔で話した。

「刀鍛冶の里編」では玄弥の戦闘や、家族との過去など印象的なシーンが多く描かれ、初登場時からの成長やキャラクターとしての変化も大きな見どころの一つとなった。「最初に出てきたときは嫌な奴という印象だったかもしれないけど、過去が見えてくると、ただ一生懸命なだけという実は可愛らしい子で」と自身のキャラクターの印象を説明。また、「刀鍛冶の里編」では幼少期の玄弥も登場し、「幼少期は女性の声優がやることが多いですが、台本の名前には『岡本』と書いてあって」と、自身で幼少期まで演じることとなった驚きを明かし、「納得いくまで何度も調整して、幼少期の玄弥を演じました!」と振り返った。

続いて話題は、本日ついに初公開となった「柱稽古編」について。本年の春に放送が決定しているエピソードを放送に先がけての初公開ということで、シリーズの続編を待ち望んでいたファンにはたまらない日を迎えたことになる。

玄弥の兄にして風柱・不死川実弥、蛇柱・伊黒小芭内と大量の鬼との壮絶な戦いから幕を開けた第一話。新たな章の幕開けとなる本編を見た下野は、「柱たちがバンバン活躍していた」と、自身も胸が熱くなったというオープニング部分の感想を語る。興奮のあまり「風の呼吸と蛇の呼吸…よかったね~」と善逸さながらのハイテンションで興奮気味な様子で切り出すと、登壇ゲスト全員が「ほんとによかったよね」「やばかったよね」と満場一致で賛同。

第一話では「竈門炭治郎 立志編」以来の、柱の剣士たちが集う「柱合会議」が描かれるが、松岡は「ここからが地獄か」と、第一話で描かれていた厳しい柱稽古の様子をコメント。

一方で描かれる、それぞれの任務から戻って久しぶりの再会を果たす炭治郎、善逸、伊之助のシーンについては、揃って顔をほころばせ、花江は「久しぶりだったよね」と嬉しさを滲ませ、「やっぱね、うるさかったよね!(笑)」と撮影現場を回顧。あまりにも声を張りすぎて音量調節されてしまったという下野は「あまりにも気合が入りすぎて、スタッフさんから『ちょっと(テンションが高すぎて)気持ち悪いんで押さえてください』と」の指摘があった裏話も。会場からも笑い声が上がる中、松岡は「でも、あれがあるから『帰ってきたな』という感じがする」と、これまで共に作品を紡いで来たまさに“同志”を思わせる、温かいやり取りに会場も和やかな雰囲気となった。

また、同じ場面での禰豆子を振り返った鬼頭は「久しぶりの日常シーンなので、禰豆子はとにかく可愛く演じようと思って」と思い入れを込めてアフレコに臨んだことを明かす。するとMCから「下野さんもしよろしければ、禰豆子の可愛さへの心の叫び…よろしければいただいていいですか?」とまさかの無茶ぶりが。「台本になかったよ!」とツッコミも挟みつつ、会場の拍手にのせられ「可愛すぎるでしょーーーー!!!」と善逸そのままの見事な心の叫びを会場に響かせ、この日一番の拍手と爆笑が沸き起こった。

そんな様子に、この日初めての舞台挨拶で、鬼殺隊声優の輪に入った岡本は「今まで「みんなイベント楽しそうだな」と思ってたから」と嬉しそうな様子。花江は家族そろって玄弥推しだということで「みんな玄弥すきだよね?」と呼びかけると、会場からは温かな拍手が沸き起こり、「ありがとうございます!」と待望の「鬼滅の刃」ファンの前に立てた喜びを嚙み締めた。

この上映では「柱稽古編」のオープニング主題歌・そして映像も初公開となり、主題歌を担当したアーティストとして、MY FIRST STORY ×HYDEの楽曲「夢幻」に決定したことが発表された。

今回の発表のためにMY FIRST STORYのボーカル・Hiro、そしてHYDEからコメントが到着し花江、鬼頭によりそれぞれ会場で読み上げられた。Hiroは「この度、『テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編』という作品にOP曲という形で関われた事、心から嬉しく存じます。この身に余る光栄を存分に受け止めながら、世界中で愛され続けている鬼滅の刃を、まさに自分達の師でもあり、優しい先輩でもある、HYDEさんと一緒に歌う『夢幻』という曲が、この作品をより一層彩り、昇華させられたらという想いでいっぱいです。全身全霊で挑ませていただいたので、是非作品と共にお聴きください。」と喜びのコメントを寄せた。

つづくHYDEは「柱稽古編は戦いと戦いの間で、主人公たちが絆を深め、よりたくましく成長する重要なストーリーとなるので楽曲も一緒に物語を盛り上げていけたらと思います。是非、物語と合わせて音楽もお楽しみください。」とそれぞれ作品と楽曲に込めた想いのコメントが寄せられた。

楽曲を実際に聴いた花江は「めちゃくちゃかっこよかったし、盛り上がりますよね!会場のみなさんはどなたが歌うか分からない状態で見ているので衝撃だったと思います!毎回オープニング映像では、シリーズごとにロゴが出るところで走り出すと思うんですけど、柱稽古編はだれが走るんだろうと思っていたら、みんな走ってましたね!」とOP映像にも注目した。

さらに本作のエンディングとして、MAN WITH A MISSION×milet、そして椎名豪のコラボが実現し、「鬼滅の刃」を彩る劇伴、「絆ノ奇跡」、「竈門禰豆子のうた」を椎名豪によりリミックスされた特別な楽曲「勝利の鳴動~絆ノ奇跡 & 竈門禰豆子のうたREMIX~」 が2月14日(水)0時より配信することが発表された。この楽曲に対して、下野は「いい曲ですよね、スタッフロールなのに泣きそうになりながら見ることになるとは思ってもみませんでした」と楽曲を絶賛した。

舞台挨拶の後半には、本作の公開を記念したセレモニーとして、みに隊士(キャラクター)の炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助、玄弥が舞台挨拶会場に駆けつけた。自由に動き回るキャラクターたちに登壇キャストは総ツッコミ。ときには、生アフレコでキャラクターとの即興演技を披露し、素晴らしいコンビネーションをみせ会場を沸かせた。

本作は、ワールドツアー上映として登壇キャストは世界各地を回り、その間、日本国内で炭治郎たちは“みに隊士たち”として、日本各地を周るグリーティング付きの上映会となる“じゃぱんつあー”と題し、キャスト陣による“ワールドツアー”とともに成功と安全を願い、出発式を行うこととなった。

花江より「『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」が多くの方に届くことを願いまして、そして我々のワールドツアー、炭治郎たちのじゃぱんつあーのご武運をお祈りして…いってきまーーーーーす!」その掛け声ともに会場にはキャノン砲が放たれ、炭治郎たちミニ隊士たちは“じゃぱんつあー”に向け、盛大なスタートを切った。客席からは「がんばれー!」と大きな歓声があがる中、みに隊士たちは会場を後にした。

最後に花江より「みなさんとみに隊士たちとキャスト一同で、とっても楽しい時間を過ごすことができました。『刀鍛冶の里編』は炭治郎と禰豆子にとってとても重要なお話で、ぜひ大きなスクリーンといい音で見てほしいと思っていたの、ぜひ何度も楽しんでいただきたいです。『柱稽古編』は面白いシーン、笑えるシーンがあるのですが、柱たちにスポットをあてて、彼らが思っていること、そして鬼殺隊がどういう想いを繋いで、鬼舞辻無惨に挑んでいくのかとっても重要なお話です。我々一同、何度も煉獄さんの言葉を借りて『心を燃やして』アフレコに挑んでいました。その気持ちが皆さんにつながって、さらにこの「鬼滅の刃」の作品がどんどん盛り上がっていくことを祈っております」と締めくくり、終始笑いと和やかな雰囲気に包まれた舞台挨拶は幕を閉じた。

待望の公開初日を迎えた「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」。新たな物語「柱稽古編」がついに動き出し、2月3日(土)には鬼殺隊最強の剣士・柱の豪華キャスト陣・櫻井孝宏さん、小西克幸さん、河西健吾さん、早見沙織さん、花澤香菜さん、鈴村健一さん、関 智一さん、杉田智和さんが集結する「柱稽古開幕舞台挨拶」も実施される。全国、そして全世界を巻き込んで益々の盛り上がりを見せる本作に引き続きご注目いただきたい。

※禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記。

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(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


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