10m超のバーディパット2発 大会デビューのシェフラーが貫禄の首位浮上

パット好調のシェフラーが首位浮上(Ezra Shaw/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 2日目(2日)◇ペブルビーチGL(6972yd/パー72)、スパイグラスヒルGC(7041yd/パー72)

ことしから昇格大会(シグニチャーイベント)となった今大会には、例年には見られない顔ぶれがそろった。世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)や松山英樹。松山と同じく大会初出場となる同ランク1位のスコッティ・シェフラーもそのひとりだ。

スパイグラスヒルGCを回った初日は「69」で14位。ペブルビーチGLにコースを変えた2日目は、ボギーなしの8バーディを奪って「64」をマークした。

出だしの1番で12mを決めたバーディを皮切りに、前半だけで5バーディをマーク。後半は17番(パー3)でも10m超えのバーディパットをねじ込み、最終ホールのパー5は3打目を2m弱につけてバーディフィニッシュ。トーマス・デトリー(ベルギー)、ルドビグ・アバーグ(スウェーデン)に並んで通算11アンダーの首位で週末を迎える。

「大会は初出場だが、ペブルビーチGLは有名だし知識はある」と話す。大会は異なるが、2019年「全米オープン」で同コースは経験済み。全米オープンでは予選落ちとなったが、ことしは優勝も見えてきた。「一歩一歩、進んでいくだけ」。23年「ザ・プレーヤーズ選手権」以来のツアー7勝目を目指す。(カリフォルニア州ペブルビーチ/谷口愛純)

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