シリア、米軍空爆を非難 多数死亡、「正当性ない」

 【ベイルート共同】シリア軍は3日、国営通信を通じ、シリア東部で同日未明に米軍の空爆があり、多くの民間人や兵士らが死亡したとの声明を出した。空爆には「正当性がない」と非難した。

 空爆は、シリア軍が過激派組織「イスラム国」(IS)と戦うイラク国境近くであり、民間や公共の建物が被害を受けたほか、負傷者も出たと主張。シリア軍の能力を弱体化させる企てだと批判した。

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