関東甲信では、5日(月)午後から6日(火)にかけて、南岸低気圧の影響で、山沿いや山地を中心に大雪となるおそれがある。また、予想より気温が低くなった場合には、平地でも警報級の大雪となる可能性があり、東京23区でも雪が積もるおそれがある。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒が必要だ。

週明けは関東甲信に南岸低気圧が接近

　5日(月)から6日(火)にかけて、低気圧が発達しながら本州の南岸から日本の東へ進みそう。このため、関東甲信では5日(月)午後から6日(火)にかけて、広い範囲で雪や雨が降る見通しだ。

平地で警報級大雪のおそれも

　関東甲信では、5日(月)午後から6日(火)にかけて山沿いや山地を中心に大雪となるおそれがある。また、予想より気温が低くなった場合には、平地でも警報級の大雪となる可能性があり、東京23区でも雪が積もるおそれがある。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒が必要。また、ビニールハウスなどの倒壊、架線や電線、樹木への着雪にも注意が必要だ。なだれにも注意したい。

早めの大雪対策を

　関東甲信は山沿いや山地を中心に大雪となるおそれがある。そのため、5日(月)午後から6日(火)にかけて不要不急の外出は控えた方がいいだろう。4日(日)のうちに、改めて水や食料などの備蓄を確認しておいた方がよさそうだ。大雪により停電が発生するおそれもあるため、暖を取れるよう毛布、ブランケットや使い捨てカイロなど暖を取れる準備もしておきたい。

　予想より気温が低くなった場合、平地でも警報級の大雪となる可能性があり、東京23区でも雪が積もるおそれがある。道路は大変滑りやすくなるため、必要な外出の場合は滑りにくい長靴などを履き、靴の底を踏みしめて歩幅を狭くして歩いた方がよさそう。自転車には乗らない方がいいだろう。

　また、やむを得ず車を運転する場合は必ず冬用タイヤやチェーンを装着し、車には万が一立ち往生したときのことを考えてスコップ、長靴、毛布や非常食を用意しておきたい。普段の倍以上の車間距離を取り、急ブレーキや急ハンドルは厳禁だ。
　また、雪がやんだあとも路面の凍結に気をつける必要がある。特に橋や歩道橋の上、トンネルの出入り口や日陰などは路面が凍結しやすくなっているため、注意・警戒が必要だ。