【春季キャンプ】DeNA伊勢が初ブルペン 勤続疲労の声を「ひっくり返すのが仕事」

ブルペンで投球後、5分間走する伊勢=宜野湾

 守護神奪取を狙う5年目の伊勢が、今キャンプの初ブルペンで20球を投球。当初30球を予定していたというが、初球を投じた時に「『はっや』と思った。ちょっと力んでいた」と想像以上にボールが走ったため、冷静に球数を調整した。

 前日(2日)に予定表を見て、クローザー争いをする山崎、森原と同組となることが分かり、「力むじゃん」と予感はしていたという。

 一昨年は71試合、昨年は58試合に登板。勤続疲労を不安視する声も耳にすることもある。本人は「2年で130試合くらい投げて『壊れる壊れる』と言われるが、ひっくり返すのが自分の仕事」と闘志を沸き立たせている。

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