災害時にペットと同じ空間で避難生活を送る際の課題を確認する実証実験が2月3日、愛知県尾張旭市で行われました。
実証実験は大きな地震が発生した想定で行われ、犬や猫を連れた市民9組が参加しました。
猫の飼い主:
「猫は上に行きたがるので、爪だとか引っ掛かるとどうなんだろう。脱走がちょっと気になりますね」
2階建てのケージが用意されると、猫の様子に変化が。
猫の飼い主「(猫は)居場所ができて落ち着いています」
一方で避難所ならではの課題もあります。
大型犬の飼い主:
「実際にこれだけのスペースをとっていただいたりとか、なかなか難しいんじゃないかなっていうのは実感しますね」
能登半島地震でも課題が明るみになったペットの避難。尾張旭市はペット同室避難について、2025年度の実現を目指すということです。