愛媛県松山市は、現在、検討を進めている新しい庁舎について災害対策本部や市長室の移転などを盛り込んだ、基本計画の素案を示しました。
松山市は、老朽化している3つの別館などの機能を集約した新しい庁舎を、本館の北側に検討していて市が示した基本計画の素案によりますと、新庁舎の延べ床面積はおよそ2万平方メートル、総工費の163億円と想定しています。
また、建物は免震構造で大規模地震などに備え、現在、本館にある災害対策本部や市長室を移すほか、一部が別館2階に設けられている子育て関連窓口もアクセスに配慮し1階に集約します。
市は年内にも基本計画を策定し、2028年中の着工を目指しています。