裏金聴取「あまりに遅い」 立民幹事長、自民を批判

記者団の取材に応じる立憲民主党の岡田幹事長=3日午後、松江市

 立憲民主党の岡田克也幹事長は3日、自民党が派閥パーティー裏金事件を受けて2日から始めた所属議員への聞き取り調査に関し「あまりに遅い」と批判した。訪問先の松江市で記者団に「いいかげんな調査は断じて受け入れられない」と述べ、5日の衆院予算委員会で徹底追及する考えを示した。

 4月の衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙の結果が、今の政治を転換させるかどうかの分岐点になるとして「政治の信頼を取り戻す大事な選挙だ」と訴えた。

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