自民、安倍派議員から聴取 裏金事件、調査2日目

 自民党は3日、派閥パーティー裏金事件を受け、2日に続いて政治資金収支報告書に不記載があった議員らから聞き取り調査を実施した。関係者によると、3日は安倍派議員を中心に15人程度から説明を受けた。森山裕総務会長を座長に党執行部6人が分担して聴取しており、4日からの週内の取りまとめを目指す。

 調査対象は会計責任者らが立件された安倍派、二階派、岸田派の90人程度。3派閥はいずれも解散方針を決めている。

 これに関連し、松山政司参院幹事長は福岡県朝倉市での会合で「国民の信頼を損なうような事態を招き、心からおわびしたい。関係者に説明責任を果たしてもらう」と述べた。

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