「完璧な結婚のお手本」チョン・ユミン、キャスティングの秘話を公開“先輩たちが推薦してくれた”

写真=BIG PICTURE ENT

女優チョン・ユミンが、初の主演作「完璧な結婚のお手本」のキャスティング秘話を公開した。

チョン・ユミンは、MBN週末ミニシリーズ「完璧な結婚のお手本」(脚本:イム・ソラ、演出:オ・サンウォン)で、1年前に回帰したハン・イジュ役を熱演した。

同作は、夫と家族に復讐するために契約結婚を選んだ女性ハン・イジュ(チョン・ユミン)と、彼女を妻に迎えるために契約結婚を演じる男ソ・ドグク(ソンフン)のスリル満点で隠密なロマンス復讐劇だ。チョン・ユミンは、萎縮していた過去から抜け出し、自信を持って不義に堂々と立ち向かうハン・イジュの成長を完璧に描き、視聴者の好評を得た。

チョン・ユミンは最近、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)某所で行われたNewsenとのインタビューを通じて「勧善懲悪のハッピーエンドだったが、結末には満足しているか」という質問に「満足しています。原作では双子を産んだようなのですが、とても満足できるハッピーエンドでした」と明かした。

「赤い風船」でイ・ソンジェと不倫する役を演じたチョン・ユミンは、前作との違いについて「前作は結婚した方とのロマンスでしたし、今回の作品は結婚していない方とのロマンスでした。そういった部分では少し違ったと思います」とし、「ソンフン兄さんがロマンスをたくさんやっていますので、きれいに撮らなければならない部分については『兄さんだけ信じてついてこい』みたいな感じで引っ張ってくれました。周りで『とてもきれいだ』という反応が多く、それぞれ違う印象で撮れたと思います」と話した。

同作は、ニールセン・コリア全国有料放送世帯基準2.42%の視聴率で終了した。「視聴率を残念に思わないか」という質問にチョン・ユミンは「視聴率の面で残念な気持ちがないと言えば嘘だと思いますが、外国でもそうですし、韓国でもOTT(動画配信サービス)で見てフィードバックしてくれるファンが増えたんです。そのような部分を実感しているので、『視聴率にこだわる時代は終わった』と自分自身を慰めています」と答えた。

2012年にデビューし、初めての主演ドラマであるだけにプレッシャーも大きかったはずだ。彼女は「やはり欲が出ましたし、うまくやりたかったのですが、重量感と責任感を背負いながら、自分でどの部分を改善すべきかについて感じたところが多いです。いろいろな意味で重かったのですが、皆で一緒に良い雰囲気の中で分かち合いながらできたので、私にとっては大きな意味を持っている作品です」と語った。

また「私のキャスティングは特別なケースです。私が出演したドラマに出演した先輩や監督、制作会社の代表がみんな私を好評してくださいました。『赤い風船』の撮影がまだ終わる前、私に出演のオファーをしてくれたんです。『検討してみて、よかったら一緒にやってみないか』と言われましたが、とてもありがたい機会であり、提案でした。実感が沸かなくて不思議な気分でした」とし、「同じ業界の先輩たちが先に認めてくれたことに感謝し、『今回のドラマは本当に上手にやろう』と思うようになりました」と語った。

また彼女は「具体的に誰の推薦を受けたのか?」という質問に「イ・ミスク先生、チョン・ノミン先生、そしてバン・ヒョジョン先生も私と共演しました。先輩たちが私を推薦してくれたのですが、制作会社の代表や監督も私を気に入ってくれて、運が良かったと思います。悩まずにキャスティングしてくれてとてもありがたかったです」とつけ加えた。

主演として作品を引っ張った感想はどうだったのだろうか。「体力の管理も重要だということを知りましたし、心構えやメンタルの管理が必要だということも知りました。現場で大変な状況になっても、表に出さずに皆1つになることが、(主演として)必要なことだと思って勉強になりましたし、役立ちました」と語った。

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