大の里関「福は内」、威勢よく豆まき 二所ノ関親方と 鹿島神宮で節分祭 茨城

鹿島神宮の節分祭で豆をまく大の里関(右)と二所ノ関親方=鹿嶋市宮中

茨城県鹿嶋市宮中の鹿島神宮(鹿島則良宮司)で3日、節分祭が開かれ、大相撲初場所で新入幕ながら初の三賞となる敢闘賞を受賞した大の里関と、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)らが「福は内」のかけ声とともに威勢よく豆をまいた。

豆まきは午後に2回行われ、本殿前の特設舞台に計300人の年男年女たちが上がった。親方らのほか、歌手の相川七瀬さん、元J1鹿島アントラーズ選手の本田泰人さんらも舞台から笑顔で豆をまいた。参拝者らは「こっち、こっち」などと声を出しながら、両手を大きく広げて福豆を受け止めた。

豆まきを終えた大の里関は「初めてやった。豆まきは人気力士がすることなので、大変光栄」と笑顔を見せた。鹿嶋市の会社員、藤原睦規さん(35)は「子どもたちが大喜びで、いい思い出になった」と話した。

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