「中国は平和的発展の道を堅持」 米CIA長官の寄稿で外交部

「中国は平和的発展の道を堅持」 米CIA長官の寄稿で外交部

記者会見に臨む中国外交部の汪文斌報道官。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京2月3日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は2日の記者会見で、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が外交専門誌フォーリン・アフェアーズに寄稿し、米国は中国に対する情報の収集や分析、作戦により多くのリソースを投入しており、過去2年間でCIAの中国対策予算が2倍以上になり、中国語を話す人材の登用や育成に一層注力し、中南米からアフリカ、インド太平洋に至る各地で中国と競争するための取り組みを強化していると明らかにしたことについて問われ、次のように答えた。

 中国は平和的発展の道を堅持しており、中国の発展は世界が発展する機会であり、世界の平和勢力の増強を意味する。バーンズ長官は世界最大の諜報組織の責任者として表舞台に繰り返し現れ、世界の人々に米国のスパイはどこにでも存在し、隙あらば入り込むと教えている。同氏の注意喚起に感謝したい。中国はこれまで通り警戒を怠らず、米国の違法行為を阻止する。

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