【サッカー日本代表】伊東純也の不在響く。イランに逆転で敗れ、アジア杯ベスト8終焉

メンタルにも影響か、最後は覇気も感じられず。

[アジアカップ 準々決勝]日本代表 1–2 イラン代表 /2024年2月3日20:30(現地14:30)/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール)

カタール・アジアカップ準々決勝、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がイラン代表に1-2で敗れ、ベスト8で姿を消した。

FIFAランキングは日本17位、イラン21位と、アジア(AFCアジアサッカー連盟)の1位・2位の対決。いずれも中2日、イランはシリア代表と延長120分+PK戦まで戦い、しかもエースのメフディ・タレミを出場停止で欠いた。

日本優位と見られるなか、前半の28分、守田英正が上田綺世の力強いポストプレーからリターンを受けて持ち込みゴール。幸先良く先制する。

しかし、その後は日本はチャンスらしいチャンスを作れず。フリーマン的に配置された久保建英が、時にアクセントになるものの、そこでボールを失うと一転してピンチになるという展開に。

後半に入ると、パワーをより前面に出してくるイランに、久保や堂安律、上田綺世は苦戦し、勝負し切れない。また板倉滉が明らかに反応が鈍く、何度もASローマに所属するサルダル・アズムンに背後を取られる。すると55分に板倉が抜かれ、モハマド・モヘビに決められてしまう。

そして後半アディショナルタイム、板倉がクリアミスから相手へのファウルでPKを与える。90+6分、これを決められて、1-2の逆転負けを喫した。

三笘薫、南野拓実らが投入されたが、右サイドを縦に突き抜けるプレーがまったく見せられず……。伊東純也の不在も響いた。

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シュート数は日本8本対イラン17本、ボール保持率は日本59パーセント、イラン41パーセント。3大会ぶりの優勝を目指した日本だが、週刊誌報道の余波もあってか、最後は覇気も感じられずベスト8で姿を消した。

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