伊東純也不在嘆く声も。イラン戦敗北・アジア杯敗退で批判過熱「週刊誌に負けた」

伊東純也 写真:Getty Images

サッカー日本代表「森保ジャパン」は、2月3日開催のAFCアジアカップ準々決勝でイラン代表相手に1-2と敗北。『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』で性加害疑惑が報じられているFW伊東純也(スタッド・ランス)の代表チーム離脱もあり、試合終了直後に週刊誌の報道に対する批判、伊東の離脱を残念がる声が湧き起こっている。

日本は28分にMF守田英正(スポルティングCP)のゴールで先制も、55分にFWモハマド・モヘビ(ロストフ)に流し込まれて失点。62分にはFWサルダル・アズムン(ローマ)にゴールネットを揺らされたが、オフサイド判定に助けられた。しかし試合終了間際にDF板倉滉(ボルシアMG)が相手選手をペナルティエリアで倒すと、これをFWアリレザ・ジャハンバクシュ(フェイエノールト)に決められて万事休す。ベスト8で大会を後にした。

試合終了直後、X(旧ツイッター)では「伊東純也がいればなぁ…」「伊東離脱が痛かった」と、快速ウインガーの不在を嘆く声が。「日本敗退。週刊新潮を許さない。伊東純也が出場していれば…」「伊東純也を陥れた女性と週刊誌が悪い」「今日の日本代表の試合は審判と週刊誌に負けた。俺たちの伊東純也を返せ」などと、刑事告訴した女性側や週刊誌に対する逆風がさらに強まっている。

デイリー新潮は1月31日に伊東の性加害疑惑を報道。伊東は同日開催のアジアカップ決勝トーナメント1回戦・バーレーン戦でベンチに姿を見せたが、翌日から全体練習に参加せず。日本サッカー協会(JFA)は日本時間1日夜に伊東の代表離脱を公式発表したが、2日未明になって離脱発表を白紙に。それでも田嶋幸三JFA会長は2日午後実施の記者会見にて、改めて代表離脱を正式発表していた。

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