冨安健洋、”熱量“や”ピッチ上での振る舞い“が足りないと指摘…「もっともっと戦わないといけない」

日本代表は2日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1対2で敗れた。

試合後のフラッシュインタビューに登場した冨安健洋は、まずは「勝ちに値する試合ではなかったかなと思います。後半は完全に流れを相手に渡してしまったし、彼らが勝利に値したんだと思います」と試合を総括。

そして、「前半はリードして終えましたが、前半の最後の方もきつい時間帯があって、後半もそういう時間帯はあると話していました。後半に入って点を取りにいくぞと入りましたが、何本かチャンスがあった中で決めきれず。そこから完全に相手に流れが渡って、そこからここで耐えないといけないと思ってやってましたし、後ろから声も出してやろうとはしてましたけど、難しい部分もありました」と振り返った。

つづけて、「良くない時の日本というか、ちょっと良くない時間帯にシンプルにボールを失うとか、ちょっと淡白なプレーになってしまった」と反省し、「相手にボールが渡った後に、ラインを上げないといけないところをすぐに失ってしまうと、ギャップができてしまいますし、その中で相手にスペースも与えてしまうので。それは僕らもダッシュでスプリントして上げないといけない部分ではあったんですけど、全てが足りなかったんだと思います」と悔しさを滲ませた。

今大会は準々決勝敗退という結果に終わったが、冨安は今後に向けて、「僕も含めてまだまだ本当に足りないと思います。熱量だったり、ピッチ上での振る舞いも含めて、もっともっとやらないといけないし、戦わないといけない。その熱量のところは、僕も含めて、今日の試合の後半は特に感じることができなかったと思います」と語り、「イラク戦の後も言ったのであまり言いたくはないですけど、『今日の負けがあったから強くなれた』と言えるようにならないといけないし、これから所属チームに戻ってそれぞれできることをやらないといけないと思います」とコメントしていた。

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