今大会初先発で輝きを放った前田大然…悔しさをピッチで表現「練習で僕自身調子は良かった」

日本代表は3日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1対2の逆転負けを喫した。3大会ぶりの頂点を目指したアジアカップは、ベスト8という結果で幕を閉じた。

左サイドハーフとして今大会での初先発を飾り、67分までプレーした前田大然は、「相手のサイドバックが攻撃で結構出てくるというのは言われていた」と試合前に共有していたイラン代表の特徴を説明。「そこをケアしながら前に行かなければならなかったので、すごいタフなゲームでしたけど、そこではやらせなかった」と自らのプレーへの手応えを明かしつつ、「でも負けてしまったので悔しいです」と胸の内を吐露した。

また、グループリーグ・第3節のインドネシア代表戦以来となる出場を果たした点については、「前の試合では出番がなかったので、悔しい思いをしていた」と述べながら、「でも練習で僕自身調子は良かったと思うので、そういうのを見てくれて試合に使ってくれたと思う」と指揮官である森保一監督の意図を分析。一方で、「そこで結果を残せなかったのはすごく残念」と反省を口にしている。

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