ウザすぎる!「ことあるごとにB型いじり」をする上司が嫌で退職した女性

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根拠のない血液型による性格の決めつけが、人を退職に追い込むこともある。神奈川県に住む50代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、「私はB型なのですが、関連会社へ出向した際、上司がB型ハラスメント常習者でした」と、上司の言動に苦しめられた経験を綴った。(文:永本かおり)

「ことあるごとにB型いじりをしてきて、本当にウザかったです」

「B型はワガママだとか、いい加減だとか。典型的なB型ハラスメントだなと思っていました」

「なぜ、この人が昇格したのか最後までさっぱりわからなかった」

上司は、「B型」を持ち出してダメ出しするのが癖になっていたのかもしれない。酷いときには、他の血液型の人にさえ「B型はダメだ」と言っては「自分はB型じゃないです」と返されている有り様だった。

そんな上司はA型だが、「全然A型っぽくありませんでした」と女性はキッパリ。上司の日頃の言動といえば、やたらに「自分は真面目」だとか、「しっかりしている」などと言っていたが、実情は

「スマホはしょっちゅう『どこいった』と探しているし、デスク上も中も散らかり、仕事は中途半端、職場は飲食禁止エリアなのに四六時中お菓子を食べているし、フレックスとはいえ出勤時間より遅刻はしょっちゅう」

上司の言う「真面目」とは、全くかけ離れていたようだ。あらためて、血液型で性格を判断する無意味さがわかる。他にも、

「車関係が好きなようでしたが、そちらには我慢ができず、奥様からクレジットカードを取り上げられて、欲しいものがあるときは、職場の人に買い物をさせていました。なぜそれに応じるか、そちら側も私には全く理解できません」

と呆れたように綴る。業務に関する質問に対しても、「要領を得ず何言っているかわからない状態」だったというから、はっきり言えば良いところはなさそうだ。

極め付けはボールペンを借りパクするので、周囲から「返してくれるなら貸してもいいですよ」と警戒されていたという。

こんな上司の有り様に、

「なぜ、この人が昇格したのか最後までさっぱりわからなかったです。ウザすぎて自分の会社の人間に相談したのですが、結局は直りませんでした。私はこの人が原因で、数年で退職しました」

と、ついに我慢の限界がきたことを綴った。たった一人の上司の為に仕事を辞めなければならないとは、女性も悔しかっただろう。

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