「アジア最強じゃなかったの?」イランに痛恨の逆転負けを喫した日本代表に中国メディアが痛烈皮肉!「期待外れ。5試合で8失点だ」【アジア杯】

現地土曜日、アジアカップ2023の準々決勝が開催され、日本代表は強豪イランと対戦。悔しい1-2の逆転負けを喫し、13年ぶり5度目の戴冠は果たせなかった。

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事実上の決勝とも謳われた一戦は、立ち上がりから日本のペースで進む。28分には守田が豪快な仕掛けから均衡を破って日本が先制した。しかし、後半に入るとテンポが低下する。55分にモヘビのゴールで同点とされると、その後はイランの高さとパワーに押し込まれる展開が続く。そして90+6分、冨安と板倉が交錯したところからPKを献上して万事休す。ジャハンバクシュに難なくこれを決められ、引導を渡された。

優勝候補同士の大一番を詳報したのが中国ポータルサイト『捜狐体育』だ。「終わってみればベスト4のうち3つが西アジア勢だ。そのほかでは東アジアの韓国が一角に食い込んだのみで、今大会を象徴する結果となった」と評し、「最強の布陣で今大会に臨んだ日本だったが、準決勝にすら進めずに苦杯を舐めた。彼らはアジア最強ではなかったのか? 結局は我ら中国代表と同じく早期敗退の憂き目に遭ったわけだ(中国はグループステージ敗退)」と皮肉を込めた。

さらに同メディアは「日本が最強ではなかった事実は数字も物語る」と記し、「5試合すべてで失点し、その数は8つにのぼった。イラン戦でも最後の場面で守備陣が致命的なミスを犯している。今大会で2敗を喫したわけで、彼らの実力は期待したほどではなかった」と断じた。

そしてこの試合で笛を吹いた中国人主審、マ・ニン(馬寧)氏のジャッジを称賛。「マ・ニンは終始毅然とした態度で、アディショナルタイムのPKも迷わず判断し、VARも異議を唱えられなかった。その後日本にさらに多くのアディショナルタイムを追加してあげたが、スコアは変わらなかった」と評している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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