新田科技城は洪水にも耐えられる

北部都会区の「イノベーションとテクノロジー産業の旗艦」である新田科技城は、今年末までに建設が開始される予定だ。2月2日付香港各紙によると、土木工程拓展署は1日、「都市と農村地域の自然な融合」という目標の達成を目指し、将来の多階建ての近代的な工業用建物の開発や農村遺産の保存など、最新の開発方向を発表した。同時に新田科技城の洪水貯留能力を強化するため、「200年に一度」の洪水に耐えられる20万立方メートルの貯水施設が建設され、東西2本の主要排水路が整備される。さらに東排水路は緑化され、川沿いに公園が建設される。同署は今年下半期には自然生態公園も一般公開されると見込み、香港市民のレクリエーションの場がさらに増えることが期待される。昨年の「世紀の豪雨」では多くの地域が洪水に見舞われ、新田科技城の今後の治水能力にも注目が集まった。科技城に建設予定の洪水貯留施設は標準的なプール80個分に相当する容量があり、治水容量は200万トンになり、大幅に改善される。

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