【東京新聞杯】7枠8枠は苦しい⁉人気馬がすんなり勝つのか⁉過去10年データが導き出す勝ち馬サバイバルの結果は⁉

ベテラン馬には厳しいレース

早くも2月に入り、18日には今年最初のGⅠ競走フェブラリーSも控えるなど、寒い季節ながら熱い戦いが予想される競馬界。今週は東京で安田記念に向けて古馬マイル路線で重要な一戦「東京新聞杯」が開催される。

過去10年のデータからサバイバル方式から勝ち馬候補を検証していく!!

馬齢

東京新聞杯はベテラン馬に厳しいレース。7歳以降の馬から勝ち馬がなく3着内に入ったのも1頭しかいない。では1番多く勝っている馬齢は4歳と6歳でそれぞれ4勝を挙げ、残りは5歳馬の2勝となっている。そのため、ここで消えてしまうのは7歳以上の①サクラトゥジュール、⑤ウインカーネリアンの2頭である。

前走クラス

前走クラスを見てみると、最多はGⅠクラスを走った馬で5勝を挙げている。これに続くのが3勝クラスで4勝。残りはGⅢクラスの1勝となっている。

このデータから、条件クラスを突破した勢いのある馬か、GⅢ以上の格のあるレースを走った馬からしか勝ち馬が生まれていないため、残念ながらOPクラスを走った馬はここで消えることに。該当馬は②アスクコンナモンダ、⑪マテンロウスカイの2頭。

前走着順別

前走の着順データを見ると、前走を勝った馬が一番多く勝っており4勝を挙げている。これに続くのが6着以下で一桁台だった馬と二桁着順だった馬でそれぞれ2勝を挙げている。残りは、2着だった馬と5着だった馬でそれぞれ1勝を挙げている。

これに前走どのクラスを走ったかを合わせてみると、前走を勝った馬はすべて条件クラス。前走で5着以下と大きく負けつつも東京新聞杯で巻き返した馬は、すべてGⅠクラスを走っていることが分かった。
この結果から、前走条件クラスを勝った馬。前走5着以下でもGⅠを走った馬。前走GⅢ以上で2着以上だった馬が勝ち馬候補として残ることとした。

③ドルチェモア、④ルージュリナージュ、⑧ホウオウビスケッツ、⑩ダノンタッチダウン、⑫コナコースト、⑬トゥードジボン、⑭サウンドビバーチェ、⑮フリームファクシ、⑯アヴェラーレと、一挙9頭が消える事に。

枠番・馬番

枠では7枠、8枠の外枠から勝ち馬が出ていない。その逆でトップは4枠で3勝を挙げている。細かく馬番で見てみると、過去10年で3着内すら入れていない「死の馬番」の存在が明らかになった。その馬番とは14番で、すでに勝ち馬候補から消えていた⑭サウンドビバーチェがここでも該当となってしまった。

この枠番・馬番から消える馬の条件として、7枠、8枠の外枠の馬と死の馬番の馬が該当となるのだが、ここまで残っている馬は1頭もおらず、ここで新たに消える馬はナシである。

以上の4つデータのサバイバルをくぐり抜けてきた馬は、⑥マスクトディーヴァ、⑦ジャスティンカフェ、⑨ウンブライルの3頭となった。

果たして、この3頭から勝ち馬が現れるのか?
発走は、2月4日 東京競馬場 11レース 15時45分予定。

© 株式会社日本文芸社