はみだしみゆきさん（@HamidashiMiyuki）がXに投稿したのは4歳の長男・アニくんの寝かしつけシーンを描いた育児漫画。今にも眠りそうだったアニくんでしたが、突然起き上がったかと思うとぬいぐるみの「寝かしつけ」を元気よく始めました。

ねんね〜ねんね〜

アニくんとオトくんの兄弟を子育て中のはみだしみゆきさん。
「4歳児の寝かしつけ」と題した育児漫画をXに投稿し、多くのいいねが集まりました。

時刻は夜の10時、布団に横になったアニくんはまどろみ始めた様子。胸には大きなタコのぬいぐるみを抱きしめています。
「そろそろ寝そうだな……」と、はみだしみゆきさんは長かった寝かしつけの終わりを感じていました。

ところが、突然カッと目を見開くアニくん。
「あっタコが起きちゃった！」
大きな声にみゆきさんもびっくりです。

アニくんはタコを抱きかかえて起き上がると、「ねんね～ねんね～」と唱えながらタコの頭をポン……ポン……とやさしく撫でます。
ぬいぐるみの寝かしつけが始まったことに驚いたみゆきさんは、心の中で思わずツッコミました。
（まず自分を寝かしつけてくれえ）

アニくんの一生懸命な寝かしつけにもかかわらず、当然ながらタコのぬいぐるみに眠る気配は少しもありません。
大きなタコの丸い目が、自分を見ているような気になるみゆきさん。

「ハアー！眠いなら寝ていいのよぉ～」
眠らないタコに向かって、アニくんは天井を見上げて嘆きました。
実はこれは、みゆきさんが次男のオトくんを寝かしつけるときのマネ。「くびイター！」というひと言がなんともリアルです。

その後アニくんは「さっ、まくらだよー」と布団に枕をセッティングしました。
（おっ、タコ寝たか？）と思い、みゆきさんも静かに見守ります。

するとビッタァァァンッ！と、枕に勢いよくタコを打ち付けるアニくん。
「オヤスミ～」と満足そうに笑っていますが、（絶対起きる！）とみゆきさんはハラハラ。

元気よくタコの寝かしつけをしていたアニくんでしたが、果たしてこの後アニくん自身は眠りにつくことができたのでしょうか。お話をうかがいました。

タコを寝かしつけた理由

そろそろ寝そうな雰囲気からの「あっタコが起きちゃった」は大変でしたね。タコの寝かしつけには、どのくらいの時間がかかったのでしょうか。

「体感時間なのですが、5分くらいだったかと思います」

バッチリ目を見開いたタコのぬいぐるみを5分で寝かしつけたとは！素晴らしいですね（笑）
アニくんはなぜ突然タコの寝かしつけを始めたのだと思いますか。

「7月に弟が産まれ、赤ちゃんのお世話をしている両親を見て学んでいたんだと思います」

生まれたばかりのオトくんが眠る姿をたくさん見てきたからこそ、”赤ちゃんの寝かしつけ”がアニくんの中にしっかりイメージできていたんですね。

タコの寝かしつけをするアニくんを見て、どのように思いましたか。

「子どもは親のことをよく見ているなぁ〜と思い、自分の言動に気をつけねばと身が引き締まる思いでした（笑）」

「眠いなら寝ていいのよお～」というセリフなど、寝かしつけのリアルな状況が細部まで再現されていて、とてもほっこりしました。

タコの寝かしつけを終えたアニくんはどのような様子でしたか。

「アニくんは何やらやりきったような満足気な雰囲気でした」

枕にタコを打ち付ける様子に、アニくんの達成感が表れていましたね（笑）アニくん自身は、どのようにして眠りについたのでしょうか。

「そのままベッドに横になると静かになり、少し経つとスースーと寝息が聞こえてきました」

タコのぬいぐるみを寝かしつけて満足したおかげで、結果的にアニくんもすんなり眠れたんですね。アニくんもみゆきさんも、寝かしつけお疲れ様でした。

突然タコのぬいぐるみの寝かつけ始めたアニくん。赤ちゃんである弟の寝かしつけ風景をよく見ていたからこその素晴らしい寝かしつけテクニックを披露してくれました。タコもアニくんも素敵な夢を見られますように。

取材協力：はみだしみゆきさん（@HamidashiMiyuki）

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