木原美悠が“0-11”からの大逆転を振り返る「戦術がまとまってなかった」 カギを握った指揮官の助言と最終ゲームの壮絶ラリー【Tリーグ】

ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」が3日、カルッツかわさきで行われ、木下アビエル神奈川は日本生命レッドエルフと対戦。2-3で敗れた。

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■平野が五輪選考レースの休養

KA神奈川は平野美宇が五輪選考の休養に充てるためオーダーから外れ、張本美和がシングルス、ビクトリーマッチで敗れるなど、日本生命の勢いに屈した。そのなかでも、第1マッチのダブルス、第4マッチのシングルスに2点起用の木原美悠は奮闘が光った。

ソン・イジェンとのシングルスでは、「1点くらいは取れるやろ」と本人も苦笑いした、まさかの0-11でのスタート。第2ゲーム以降には立て直しが求められた。

流れを変えたポイントとして第2ゲーム、6-5からのタイムアウトに言及。「自分はその時サーブだったけど戦術があまりまとまってなかった。1回休憩して中澤さんのアドバイスを聞いて整理して、相手が(自分を)分かっている部分があっても強い気持ちがあれば、得点できる。サーブからの3球目で流れをつかめた」と、中澤鋭監督の助言がカギを握ったと明かした。。

また、勝負を分けた第5ゲーム開始の壮絶ラリーについては「あまり強いボールはなかったんですが、相手も『ラリーで勝とう』という部分があったと思う。相手よりも先にコースだったリ回転量を読んで、ミスをせず、絶対にこの1本勝ってやろうという気持ちがよかった」と述べた。

木原は先月行われた全日本選手権では長﨑美柚とのペアで女子ダブルス、篠塚大登とのペアで混合ダブルスを制した。16日から始まる世界卓球の日本代表にも選出された木原の活躍には引き続き期待が高まる。

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

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