きょう立春 フキノトウ 緑鮮やかに芽吹く

落ち葉の間から顔を出したフキノトウ=長崎市西海町

 4日は二十四節気の一つ立春。暦の上では春が始まる日とされる。長崎県長崎市西海町の岩下信良さん(81)の家庭菜園の周辺では、鮮やかな緑色のフキノトウが顔を出し、春の訪れを告げている。
 妻の喜代子さん(72)によると、1月中旬ごろから芽吹き始めた。葉が閉じていて、つぼみが硬いものが食べ頃。ナイフを使って次々と根元から切り取っていた。
 フキノトウは家族で味わったり友人にプレゼントしているという喜代子さん。「やっぱり天ぷらが最高。ほろ苦い味を楽しむと春が来たんだなあと感じます」と笑顔で話した。

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