Wソックスがさらなるトレード Dバックスからフレッチャーを獲得

マリナーズとのトレードを成立させたばかりのホワイトソックスが別のトレードに動いた。日本時間2月4日、ホワイトソックスはマイナー右腕のクリスチャン・メナをダイヤモンドバックスへ放出し、昨季メジャーデビューしたドミニク・フレッチャーを獲得。昨日時点でロースターの40人枠には外野手が4人しかいなかったが、マリナーズからザック・デローチ、ダイヤモンドバックスからフレッチャーを獲得し、選手層に厚みを加えることに成功した。両外野手にはメジャーでの出場機会が与えられる見込みだ。

現在26歳のフレッチャーは、昨季までエンゼルスでプレーしていたデービッド・フレッチャー(ブレーブス)の弟として知られており、2019年ドラフト全体75位指名でダイヤモンドバックスに入団。昨季はマイナーAAA級で66試合に出場して打率.291、10本塁打、45打点、5盗塁、出塁率.399、OPS.899の好成績をマークし、メジャーでも28試合で打率.301、2本塁打、14打点、出塁率.350、OPS.791と結果を残した。また、昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシックには兄デービッドとともにイタリア代表の一員として出場した。

ホワイトソックスはロースターの40人枠に登録されていた外野手がアンドリュー・ベニンテンディ、オスカー・コラス、ギャビン・シーツ、ルイス・ロバートJr.の4人だけだったため、実績十分のケビン・ピラーをマイナー契約で獲得。さらに2件のトレードでフレッチャーとデローチを加えた。左翼ベニンテンディと中堅ロバートJr.はレギュラー当確のため、正右翼手と控え外野手の座を残りのメンバーで争うことになりそうだ。

ダイヤモンドバックスへ移籍することになったメナは現在21歳のドミニカ共和国出身の右腕。昨季はマイナーAA級で23試合、AAA級で4試合、合計27試合に先発して133回2/3を投げ、8勝7敗、防御率4.85、156奪三振を記録した。すでにマイナー最上位のAAA級に到達しているため、今季中にメジャーデビューのチャンスがありそうだ。

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