「本当に何もできなかった...」若き守護神・鈴木彩艶は“完封勝利なし”の今大会をどう振り返った?「自分がゲームを壊すようなシーンが多かった」【アジア杯】

[アジアカップ 準々決勝]日本 1-2 イラン/2月3日/エデュケーション・シティ・スタジアム

「本当に何もできなかった大会だったと率直に思います」

森保ジャパンの若き守護神は今大会をこう振り返った。

日本代表は現地2月3日、アジアカップの準々決勝でイラン代表と対戦。1-2で敗れ、ベスト8敗退となった。

前半は主導権を握ると、28分に守田英正のゴールで先制。しかし、後半は押し込まれ、我慢の時間が続く。すると55分に速攻から裏に抜け出したモハメド・モヘビにネットを揺らされ、痛恨の失点。さらに90+3分に献上したPKを決められ、逆転を許した。

全5試合に先発出場したGK鈴木彩艶は、今大会の反省を口にした。

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「毎試合勝利っていうことはもちろん、無失点ってところも目ざしてますけど、やっぱりこの大会を通して、自分がゲームを壊すようなシーンが多かった。何もできなかった大会だったと思います」

グループステージを含め、ここまでの5戦で、完封勝利は1試合もなかった。21歳のGKはすべての試合で失点した事実にしっかりと向き合う。

「代表でやる以上はやっぱり、今大会も1試合目から本当に高いレベルのパフォーマンスを発揮しなきゃいけなかった。今日のゲームは比較的、悪くないような内容でありましたけど、でも失点部分での自分のチームへの関わり方というか、そういったところが直接スコアに影響を与えてしまったので」

彩艶は「代表でプレーするっていう難しさを改めて感じました」としつつ、「そういった責任の中で高いパフォーマンスが発揮できるように、この場所に戻って来られるように、もうやり続けるしかないと思います」と今後に向けてさらなる成長を誓った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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