ドジャース・大谷翔平 「開幕戦に間に合うと思う」と自信を見せる

10年7億ドルという超大型契約でドジャースへ移籍した大谷翔平だが、2度目の右ひじ手術を受けたことにより、今季は投手としてプレーできないことが確定している。しかし、大谷は他の選手たちとは異なり、そうした状況でも打者としてチームに貢献できる。日本時間2月4日、球団イベントに出席した大谷は、右ひじの回復状況について「早くも遅くもなく、予定通りに進んでいる」とコメント。パドレスとの韓国開幕戦に指名打者として出場することについて「間に合うと思っている」と自信を見せた。

今季のドジャースの戦いは3月20日、韓国・ソウルで行われるパドレス戦で幕を開ける。大谷は「早くも遅くもなく、予定通りに進んでいる。怪我の再発がない限り、開幕戦には間に合うと思う」と現状を説明。ドジャースと契約したあと、本拠地ドジャー・スタジアムでトレーニングを行っているが、レギュラーシーズン開幕戦での新天地デビューに向けて、調整は順調に進んでいるようだ。

大谷は来週にはキャンプ地のアリゾナへ行き、次のステップに取り組んでいくことになる。打者としてはまずマシン打撃を行ったあと、実践的な打撃練習のなかで調整を行っていく予定。それと並行し、2025年シーズンに向けて、投手としてのリハビリも進めていく。大谷は「アリゾナに着いたら、投球プログラムを始めることになると思う。まだ具体的なスケジュールは決まっておらず、少しずつ進めていく」とコメント。「キャンプでは打撃が中心になるけれど、1年を通して投球プログラムも進めていく」と今後の方針に言及した。

今季のドジャースにはムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、大谷という「MVPトリオ」がおり、1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンという打順を予想する声が多い。しかし、デーブ・ロバーツ監督によると、この3人の打順は「まだ決めていない」そうだ。「最初に決めて、それに固執することはしたくない。たぶんムーキー、フレディ、ショーヘイの3人と話をしながら決めていくことになるだろう」と柔軟に対応していく方針を明らかにした。

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