スウェーデンの“新星”を逃したバルセロナ デコSD「本当にバルサでプレーしたい選手とだけ…」

バルセロナでスポーツディレクター(SD)を務めるデコ氏が、スウェーデン1部のユールゴーデンに所属する同国代表MFルーカス・ベリヴァルの獲得を逃した点についてコメントした。4日、移籍市場に詳しいイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXで伝えた。

現在18歳のベリヴァルは、2022年に当時スウェーデン3部のIFブロマポイカルナでトップチームデビューを飾ると、その半年後には同1部のユールゴーデンに移籍。当時17歳だった今年1月のエストニア代表戦ではフル代表デビューも果たすなど、スウェーデンで最も期待される逸材の一人として注目を集めている。

当然、欧州強豪クラブはベリヴァルの獲得を目指してアプローチをかけることに。数々の名だたるクラブが獲得レースに参戦するなか、一時はバルセロナが獲得に近付いているとされてきた。

だが、2日にはトッテナムがベリヴァルの獲得についてユールゴーデンと合意に至ったことを発表。契約は2029年6月までとなり、7月1日からトッテナムに正式加入する。

スウェーデンの“新星”を逃した形となったバルセロナだが、ロマーノ氏によるとデコSDは「我々には明確な計画がある」とし、ベリヴァルに固執していないことを強調した。

「本当にバルサでプレーしたい選手とだけ契約したい。ベリヴァルと交渉していたが、他の才能も注視している。マスコミの注目度が高くなりすぎていたんだ」

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