【オタクに優しい】アニメを「サブスク」で見る現代と「レンタル」しなければ見れなかった時代では、アニメ視聴にかかる金額はどれほど変わったのか

サブスクとレンタルショップそれぞれの魅力

サブスクの浸透によって存在感が薄れがちなレンタルショップですが、サブスクにはない魅力もあります。まずはそれぞれの魅力を確認していきましょう。

・サブスクの魅力

サブスクの魅力は何といっても、アニメを視聴する時間と場所を選ばないことです。レンタルショップで借りる場合はどうしても手間がかかってしまい、見たいときにすぐに視聴できない問題点がありました。その点、サブスクは借りる手間も返却する手間もかからないため、見たいときにすぐに視聴できます。借りたい作品がすべて貸し出し中で借りられない心配もなく、端末さえあればいつでもどこでもアニメを視聴できる手軽さが魅力です。

・レンタルショップの魅力

一方のレンタルショップは、作品を探す楽しさを味わいやすい点が魅力です。特に見たいアニメが決まっていないときでも、店内をうろうろしているうちに面白そうな作品を見つけたり、思いもよらない作品に出会ったりする可能性があります。また、権利や配信期間などの問題で、サブスクでは視聴できない作品を借りられるのも、レンタルショップの魅力です。借りる手間と返却の手間から敬遠されがちなレンタルショップですが、サブスクにはない独自の魅力があります。

アニメ視聴にかかる金額を比較

ここからはアニメ視聴にかかる金額を比較します。主要な動画配信のサブスクの料金は以下の通りです。

__Netflix:月額1490円(スタンダードプラン)
U-NEXT:月額2189円
Amazonプライム:月額600円__

一例として、全7巻のアニメをサブスクで見る場合と、レンタルショップで借りる場合の料金を比較してみましょう。全7巻をTSUTAYAで借りて視聴する場合、1泊2日の返却で1本につき480円、7本で3360円です。このように、ひとつの新作アニメを最終回まで視聴するだけでもサブスクの月額料金を大幅に上回っており、コスト面ではサブスクのほうが優位な状況にあります。準新作は2泊3日で400円、旧作は2泊3日で250円と、新作に比べると料金が安い傾向にありますが、第1話から最終回まで見るとなると旧作でも1000円以上の料金がかかります。そのため、やはりサブスクと比較するとコストがかかるでしょう。特に、アニメを多く視聴する人ほどコストがかさんでしまいます。

サブスクとレンタルショップをうまく使い分けよう

コスト面では、サブスクがレンタルショップより優れているのは事実です。「月に何作品ものアニメを視聴している」「話題の新作アニメは欠かさずチェックしている」といった人にはサブスクの利用をおすすめします。一方で、「特定のアニメの最終回だけ見直したい」「試しに1話だけ見てみたい」といった人は、レンタルショップで借りるほうが安く済む可能性があります。目的に応じてうまく使い分け、コストを抑えながらアニメ鑑賞を楽しみましょう。

出典

Netflix プランと料金
U-NEXT 月額プランの料金
Amazon Amazonプライムについて
TSUTAYA 西五反田店 レンタル基本料金表(税込)

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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