全国に2校しかない鉄道の専門知識が学べる高校に潜入! “東北新幹線鉄” “つり輪鉄” “時刻表鉄”高校生の学識にびっくり

かまいたちと指原莉乃がMCを務める日本テレビ系『超無敵クラス』が2月4日放送され、鉄道関係の仕事を志す学生たちが集まる都内の高校を取材。個性的な鉄道愛をもったこだわり満載の生徒たちが登場し、スタジオを驚かせた。

番組では『放課後は別の顔 特別編』と題し、全国に2校しかないという鉄道関係の仕事を志す学生たちが集まる高校のひとつ、都内にある創立95年の“昭和鉄道高等学校”を取材。学校では一般科目だけでなく、鉄道の安全運行に必要な専門知識も学べるそうで、鉄道好きの生徒たちが全国から集結。校内には、電車用の信号機や車両のドアなどの設備が充実している。

また実践的な授業では“運転シミュレーター”を使い、信号や標識を学ぶ。さらに営団地下鉄から本物の丸の内線車両を教材として譲り受け、機器の役割と構造を理解する授業まで行われるなど、鉄道業界での即戦力を育成しているという。

“撮り鉄”の高校2年生・松髙秀哉さんと(右)『超無敵クラス』メンバーのひまひま

そんな鉄道業界の金の卵を多く輩出する高校には、個性的な“○○鉄”を持つ学生が多く存在。取材中、学校を案内してくれた高校2年生の松髙秀哉さんは写真部の部長を務め、鉄道写真に情熱をささげる“撮り鉄”。学校の広報誌も松髙さんが撮影した鉄道の写真が表紙に使われるほどの腕前。

高校1年生の“東北新幹線鉄”という生徒は「先のとんがっているノーズがかっこいいなって。僕恋人なんていりませんよ、一生新幹線と付き合うんで」と話すほど、“東北新幹線”への愛を熱弁した。

■電車のつり輪を集める“つり輪鉄”が明かす購入場所と金額

続いての生徒が大きな袋の中から取り出したのが電車の車内にぶら下がっている“つり輪”。いろんな形のつり輪を集める“つり輪鉄”。“どこで入手するのか?”と質問されると「鉄道会社とかがやるイベントで部品の販売があるのでそういうところで買う」と説明。ちなみにつり輪の値段は安いもので200円、高いと5000円するものもあるという。

スタジオではかまいたち・濱家隆一が「僕は電車の“シート鉄”なんで」と自身の鉄道マニアぶりを告白。続けて「山手線とか乗ってても、シートを触ったりする」と意外にも電車のシートを触るクセがあることを明かし、スタジオの出演たちを驚かせた。

他にも学校内を散策すると鉄道すべての時刻を調べる“時刻表鉄”や鉄道旅を愛する“乗り鉄”など様々な“○○鉄”が登場。“乗り鉄”の生徒は鉄道に関する雑学にも詳しいそうで「山手線に“内回り”と“外回り”があるじゃないですか。あれを見分ける方法があるんです」と切り出し、「ホームドアに黄緑色の線が入っているんですね。それが“太線”か“細線2本”」と線の太さで見分けられると説明。ちなみに1本の太い線が“内回り”。2本の細い線が“外回り”だという。

大好きな鉄道にまつわるエピソードを楽しそうに話す生徒たちの姿に、指原莉乃は「“詳しい子”ってすごく楽しいですね。何も知らない男はストレスたまるからやめたほうがいい」と恋愛にたとえたトークを披露し、スタジオの笑いを誘った。

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写真提供:(C)日テレ

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