ストラスブールサポーター「ベーリー氏を歓迎しない」 新オーナーに続ける抗議活動

写真:写真:チェルシーとストラスブールのオーナーを務めるベーリー氏(左)©Getty Images

フランス、リーグアンのストラスブールのサポーターが、現地時間2月2日に行われたパリ・サンジェルマン戦にて、チェルシーのオーナーを務めるトッド・ベーリー氏に対して抗議活動を行った。イギリス『デイリーメール』電子版が報じている。

昨年6月に、ベーリー氏を中心とするコンシーシアム『BlueCo』がストラスブールを買収。報道によると、ベーリー氏は6500万ポンド(当時のレート:約119億)で買収し、若手選手にとってビッグクラブから離れて試合経験を積む場になると述べていた。

しかしストラスブールサポーターは、複数のクラブチームを保有するマルチクラブオーナーシップに参加したくないと考えている。ベーリー氏の買収から半年以上経った今もなお、抗議活動が続いており、「ベーリー氏を歓迎しない」と書かれた看板を掲げていた。

今冬の移籍市場では、クラブのキャプテンを務めていたGKのマッツ・セルスをノッティンガム・フォレストに放出したことで更なる不満を募らせており、パリ・サンジェルマンとの試合では「BlueCoプロジェクトに対する我々のすべての懸念は、この移籍期間で確認された」という横断幕を掲げるサポーターの姿が確認された。

現在リーグアンで10位につけるストラスブールは、チェルシーからレンタル移籍でアンドレイ・サントス、アンジェロの若手ブラジル人選手2人を迎え入れている。

© 株式会社SPOTV JAPAN