米紙ワシントン・ポストが選ぶ「2024年に旅すべき場所」世界12カ所の一つに福井県 「最もスピリチュアルな地域」

曹洞宗大本山永平寺の参道=福井県永平寺町

 米紙ワシントン・ポストは2月2日までに「人混みを避け、2024年に旅すべき場所」として世界各地の12カ所を選出した特集記事で、「日本の最もスピリチュアルな地域の一つ」として福井県を紹介した。

 3月に延伸開業する北陸新幹線により東京から約3時間で行けると説明。主な観光地として永平寺町にある曹洞宗大本山永平寺を挙げた。

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 永平寺町では永平寺門前の飲食店で精進料理や名物「ごま豆腐」が味わえるほか、黒龍酒造や吉田酒造などがあり、県内有数の酒処としても知られている。また京福旧永平寺線跡地約6キロメートルを遊歩道として整備した「永平寺参ろーど」で自動走行車両サービス「ZENドライブ」が運行されている。

 特集記事では福井県のほか、イタリア・ローマの近郊にある湖畔の街ブラッチャーノや、インドネシア・バリ島東方の東ヌサトゥンガラ州スンバ島などを紹介した。

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