カルビーから季節限定で販売されている、「四季を巡るポテトシリーズ」を知っていますか？
春夏秋冬の季節それぞれに合わせて販売される季節限定のポテトチップスで、「春ぽてと」「夏ポテト」「ア・ラ・ポテト」「冬ポテト」の4つのラインアップがあります。
SNS上では、「ポテチで春夏秋冬感じてる」「春夏秋冬違うポテチが食べられちゃう！」「ポテチで味わう春夏秋冬」と毎年楽しみにしている熱狂的なファンがたくさんいる商品です。
今回は「四季を巡るポテトシリーズ」について、広報担当者に話を聞いてみました。
一番人気な季節って？
春・夏・秋・冬と出ているシリーズ品の中で、担当者に一番人気な季節を聞いてみたところ、秋のポテチである「ア・ラ・ポテト」がシリーズの中で一番歴史が長く、人気の高い商品なんだそう。
SNS上でも、「どれも食べたけど1番秋のポテチが美味しい、好き」「秋のア・ラ・ポテトが一番好き」「これで秋感じるもん！」と多くのラブコールが見受けられます。
たしかに商品名も、秋だけ「ア・ラ・ポテト」で、他のシリーズ品とは異彩を放っています。フランス語の「アラカルト」が由来だそうですが、なんだか商品名からもこだわりを感じます...。
実は秋から始まった物語...
春夏秋冬の美味しさを伝えるポテトチップスですが、最初に誕生したのは、実は"秋"のポテチ、『ア・ラ・ポテト』なんです。
北海道産新じゃがを使用した期間限定ポテトチップスとして1989年に誕生。次いで、夏の国産新じゃがを使用した「夏ポテト」が1993年に発売されました。
担当者いわく、「じゃがいもにこだわっているカルビーならではの、旬のじゃがいものおいしさやこだわりを表現した商品として、この2品が発売されたと聞いています」とのこと。
その後、春夏秋冬をシリーズとしてそろえることで、1年を通じてお客様に季節の味を楽しんでもらいたいとの思いから、それぞれの季節にあわせた食感・味わいが特徴の「春ぽてと」（2016年）・「冬ポテト」（2019年）を順次発売し、現在のラインナップになったんだそうです。
フレーバーのこだわりって？
各時期のフレーバーについては、「その季節に食べたくなるような味わいを目指して決めている」んだとか。例えば「夏ポテト」なら、暑い夏でも食べたくなるような、キリッとした塩味（対馬の浜御塩味）と爽やかさを感じられる梅味（紀州の南高梅味）をそろえているように、季節に合う食材を厳選しているそうです。
また、「使用しているじゃがいもの特徴や、季節感にあった食感になるよう、カットを選定しています」とのこと。秋なら北海道産新じゃがの味わいを楽しめるザクッとした食感の厚切りカット、冬は季節感にあわせた厚切りなのに軽いサクサク食感のモーグルカットなど、ポテチのカットにもこだわりがいっぱい詰まっています。
季節に合わせてフレーバーを変えるだけでなく、カットまで細かく工夫しているのには驚きです。
気になる人はぜひ季節のポテトチップスを手に取ってみて。
（東京バーゲンマニア編集部 ルイス瑛茉）
