発掘体験ができちゃうってこと……?
斬新なアイデアが話題です。
クリエイターのもときれおがさん(@reoga_motoki )が、珪藻土ドライキーパーの写真を投稿したところ、約4.5万件の「いいね」が寄せられました。
(※編注:ドライキーパーとは、塩や砂糖の容器内を調湿することで、サラサラな状態を保つ道具)
もときさんは、「出土を擬似体験できる珪藻土ドライキーパー」という言葉とともに2枚の写真を投稿。
1枚目の写真には、「SUGAR」のラベルがついた容器に入った、土器を模したドライキーパーが写っています。
サラサラとした茶色の砂糖に埋もれている土器型のドライキーパーは、まるでどこかの遺跡で発掘されているよう。
2枚目は、ドライキーパー単体の写真。ぐるぐるとした模様や上部の突起は、本物の火焔(かえん)型土器さながらです。
このドライキーパーを使えば、調味料をスプーンですくう度に、土器の発掘が体験できちゃうってこと……?
斬新なドライキーパーのアイデアに、ネット上では「こういうの大好き」「『土器発見!』って、料理中のテンション上がる」「銅鏡、銅剣とかでも……」など、たくさんの反響が寄せられています。
“出土を擬似体験”という発想の経緯が気になったので……
BuzzFeedは投稿者のもときれおがさんに話を聞きました
もときさんは、フリーのクリエイター。Xに思いついたアイデアを投稿し、反響があったものを商品化 し販売しています。
――遺跡を発掘している気持ちになれる面白いアイデアですね! 土器をテーマにした経緯を教えてください。
元々、「水を求めるハンドドライキーパー 」というアイデアがあり、そのアイデアの派生案として提案しました。
ドライキーパーに着目した理由は、世の中のドライキーパーはシンプルなものが多く、デザインに伸び代があると思ったからです。
――今後販売の予定はありますか?
多くの方から「欲しい」という声をいただいたので、実際に作って販売したいと思っています。
ただ、製造面や品質面などでハードルは高いと感じています。もしドライキーパーメーカーさん? が見ていたら一緒に作りたいです(笑)
――他に作ってみたいドライキーパーのアイデアはありますか?
実は、土器と土偶の2パターン作ったのですが、最終的に土器を投稿しました。
土器や土偶以外にもハニワや化石なども頭に浮かんでいました。機会があれば、これらもビジュアル化したいと思います。
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もときさんはドライキーパーの他にも、「鳥のうんちシール 」という盗難防止シールや、「 マジで草。 」という葉物野菜のカードゲームを作成しています。
斬新なアイデアばかりなので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!